「電気自動車充電器」が６位に浮上、ＥＶ用急速充電池を日中で共同開発へ＜注目テーマ＞

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　みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「電気自動車充電器」が６位となっている。

　急速充電規格「ＣＨＡｄｅＭＯ（チャデモ）」の普及を担うチャデモ協議会（東京都港区）は２２日、中国の業界団体である中国電力企業連合会と電動車両の超急速充電規格を共同開発すると発表。これにより中国への参入が容易となるほか、国際標準の規格となる可能性もあり、電気自動車充電器を手掛ける企業への関心が高まっている。

　今回の動きは、経済産業省主催の自動車新世代戦略会議のなかの重点取り組み分野のひとつである「電動化政策に関する国際協調強化によるインフラや制度環境の適切な整備の促進」に沿ったもので、日中両政府から支援を得ている。

　チャデモ協議会と中国電力企業連合会は２８日に北京で覚書を結ぶ予定。将来的には高出力を必要とする大型車や産業用途まで、さらなる電動車両普及に最適な次期国際充電規格の策定に向けて調和を進めることを目指し、第一歩として現行技術での最善の規格を研究開発するとしている。

　関連銘柄としては、ケーブル自動巻取り式充電スタンドを販売するモリテック　ｽﾁｰﾙ<5986.T>をはじめ、シンフォニアテクノロジー<6507.T>、日東工業<6651.T>、東光高岳<6617.T>、新電元工業<6844.T>、ニチコン<6996.T>などが挙げられる。

出所：minkabuPRESS