17日の株式相場見通し=米株式急反発を受け買い先行も上値の重い展開に
17日の東京株式市場は、米中貿易協議の再開期待から、前日の米株式市場でNYダウ平均株価が前日比396ドル高と急反発したことや、外国為替市場で円安・ドル高が進行したことが好感されて、買い先行のスタートとなりそうだ。ただ、買い一巡後は、週末に伴う持ち高調整の売りも想定され、上値の重い展開が予想される。17日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=110円90銭台での推移となっている。
16日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比396.32ドル高の2万5558.73ドルと急反発した。中国商務次官が通商協議のために8月下旬に訪米することが明らかになり、米中貿易戦争回避への期待から買いが膨らんだ。ウォルマートが好決算を発表したことも相場を押し上げた。アップルやアマゾン・ドット・コムなど主力IT関連株が高く、アリババ・グループ・ホールディングスなど中国ADR銘柄も値を上げた。キャタピラーやボーイングなど資本財株も高い。半面、インテル、アプライド・マテリアルズなど半導体株は軟調。ディズニーやテスラも値を下げた。ナスダック総合株価指数は、前日比32.406ポイント高の7806.524と反発した。
日程面では、海外で米7月のCB景気先行総合指数、台湾4~6月期のGDP確報値が焦点となる。(冨田康夫)
出所:minkabuPRESS
16日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比396.32ドル高の2万5558.73ドルと急反発した。中国商務次官が通商協議のために8月下旬に訪米することが明らかになり、米中貿易戦争回避への期待から買いが膨らんだ。ウォルマートが好決算を発表したことも相場を押し上げた。アップルやアマゾン・ドット・コムなど主力IT関連株が高く、アリババ・グループ・ホールディングスなど中国ADR銘柄も値を上げた。キャタピラーやボーイングなど資本財株も高い。半面、インテル、アプライド・マテリアルズなど半導体株は軟調。ディズニーやテスラも値を下げた。ナスダック総合株価指数は、前日比32.406ポイント高の7806.524と反発した。
日程面では、海外で米7月のCB景気先行総合指数、台湾4~6月期のGDP確報値が焦点となる。(冨田康夫)
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