みらかHDが3日ぶり反発、ノバルティスと独占的検査受託契約を締結

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/05/29 10:37
 みらかホールディングス<4544.T>が3日ぶりに反発している。28日の取引終了後、子会社エスアールエル(SRL)がノバルティス ファーマと、「BRAF V600E検査結果提供プログラム」の独占的検査受託契約を締結したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

 ノバルティスでは、BRAF V600E遺伝子変異を有する非小細胞肺がん患者の治療薬として、「タフィンラー(ダブラフェニブ)」と「メキニスト(トラメチニブ)」の併用療法を行っているが、BRAF V600Eを特定するための診断薬として、サーモフィッシャーサイエンティフィックジャパングループ・ライフテクノロジーズジャパンの「オンコマイン Dx Target Test CDxシステム」を使用する必要があった。ただ、現時点ではCDxシステムは保険適用されていないことから、CDxシステムによるBRAF V600Eの判定検査にかかる費用を一定期間、ノバルティスが負担することで、対象患者に早期に治療へのアクセスを提供することを目的として、同プログラムを実施しており、SRLでは検査受託を通してプログラムをサポートするとしている。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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