ETF売買動向＝10日前引け、ＷＴＩ原油、野村原油が新高値

　10日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比11.9％減の687億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同12.3％減の634億円だった。

　個別ではＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> 、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が新高値。ＮＥＸＴ　ブルサ・マレーシア <1560> 、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> 、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は4.96％安、ＥＴＦＳ　貴金属バスケット上場投資信託 <1676> は4.31％安と大幅に下落。

　日経平均株価が37円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金503億4400万円となり東証全銘柄で3位。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均548億6600万円を下回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が56億5900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が22億8500万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が15億4100万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が8億3900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が7億4100万円の売買代金となった。

株探ニュース