18日の日本株市場は、上値の重さが意識されるものの、引き続き底堅い相場展開が続こう。17日の米国市場では続伸となり、NYダウ、ナスダックともに、上値抵抗の25日線を上放れる格好となった。ツイッターがモルガンスタンレーによる投資判断の引き上げを材料に10%超の上昇となり、これがアルファベットやアップル、マイクロソフトなどハイテク関連への物色に広がりをみせている。ネットフリックスの決算評価は、前日の時間外の上昇もあって織り込まれているが、ハイテク関連の上昇が波及する展開が期待されよう。
一方、日米首脳会談の行方を見極めたいとする模様眺めムードもあり、積極的な上値追いの流れにも向かいづらく、22000円への接近場面での戻り待ちの売り圧力も意識されやすい。その他、足元で中小型株への利益確定の流れが強まっており、個人のセンチメントはやや悪化傾向にある。先物主導のインデックス売買によって日経平均が強含みとなっても、センチメントの改善にはつながりづらいところである。
なお、ダイフク<6383>は、業績観測報道がコンセンサスを下回ったことが嫌気され、売りが先行していた。とはいえ、最高益更新が見込まれているほか、1月半ばに付けた高値をピークに調整が続いていたこともあり、売り一巡後は下げ渋る動きをみせていた。先日の安川電<6506>も同様、売り込みづらい状況である。また、ファナック<6954>が小幅に上昇している。内需セクターに埋もれているが、米ハイテク関連の上昇を追い風に、外需セクターを見直す動きを意識しておきたい。
(村瀬智一)
<AK>
一方、日米首脳会談の行方を見極めたいとする模様眺めムードもあり、積極的な上値追いの流れにも向かいづらく、22000円への接近場面での戻り待ちの売り圧力も意識されやすい。その他、足元で中小型株への利益確定の流れが強まっており、個人のセンチメントはやや悪化傾向にある。先物主導のインデックス売買によって日経平均が強含みとなっても、センチメントの改善にはつながりづらいところである。
なお、ダイフク<6383>は、業績観測報道がコンセンサスを下回ったことが嫌気され、売りが先行していた。とはいえ、最高益更新が見込まれているほか、1月半ばに付けた高値をピークに調整が続いていたこともあり、売り一巡後は下げ渋る動きをみせていた。先日の安川電<6506>も同様、売り込みづらい状況である。また、ファナック<6954>が小幅に上昇している。内需セクターに埋もれているが、米ハイテク関連の上昇を追い風に、外需セクターを見直す動きを意識しておきたい。
(村瀬智一)
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