東京株式(大引け)=148円高、米株反発を先取りして後場切り返す

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/03/26 15:55
 26日の東京株式市場は、日経平均が朝安後に切り返し反発となった。米株市場のリバウンド期待を先取りするかたちで後場に買いが優勢となった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比148円24銭高の2万766円10銭と反発。東証1部の売買高概算は15億7728万株、売買代金概算は2兆8309億8000万円。値上がり銘柄数は1175、対して値下がり銘柄数は835、変わらずは73銘柄だった。

 きょうの東京市場は、朝方は前週末のリスクオフの流れが継続したが、その後は買い戻しが入り後場切り返しに転じた。前週末の米国株市場では、米中間で貿易戦争に発展するとの懸念から主要指数が急落、これを受け前場はリスクを避ける動きが主力株をはじめ広範囲に及んだ。外国為替市場では1ドル=104円台後半の推移となるなど円高警戒感が強まり、これも輸出株中心に売りを助長した。しかし、その後は突っ込み警戒感からの買い戻しや押し目買いが徐々に優勢となった。後場に入ると米株価指数先物の上昇を横目に日経225先物へ買い戻しが入り、これを足場に現物株も上昇転換した。また、機関投資家の保有株比率調整に伴う実需買いも反映されたもようだ。売買意欲も回復傾向にあり値上がり銘柄数は全体の56%にとどまったものの、東証1部の売買代金は2兆8000億円と高水準だった。

 個別では、ファナック<6954.T>SMC<6273.T>が高く、信越化学工業<4063.T>も買い優勢。国際石油開発帝石<1605.T>JT<2914.T>などもしっかり。イーブックイニシアティブジャパン<3658.T>がストップ高となったほか、レノバ<9519.T>が急伸、フジシールインターナショナル<7864.T>、ショーケース・ティービー<3909.T>光通信<9435.T>も値を飛ばした。ヤマト インターナショナル<8127.T>も物色人気となった。

 半面、東京エレクトロン<8035.T>が軟調、コマツ<6301.T>も値を下げた。鎌倉新書<6184.T>東亜建設工業<1885.T>が大幅反落となったほか、インプレスホールディングス<9479.T>も値を下げた。ベクトル<6058.T>が売られ、ヤマシンフィルタ<6240.T>も安い。リコー<7752.T>関西電力<9503.T>ブレインパッド<3655.T>なども水準を切り下げた。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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