東京株式(大引け)=99円安、米株波乱受け3日続落も後場下げ渋る

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/03/20 15:48
 20日の東京株式市場は前日の米株安を受け売り先行で始まり、日経平均株価は引き続き下値模索の動きとなったが、後場は戻り歩調となり下げ幅を縮めた。

 大引けの日経平均株価は前日比99円93銭安の2万1380円97銭と3日続落。東証1部の売買高概算は11億8168万株、売買代金概算は2兆2559億5000万円。値上がり銘柄数は947、対して値下がり銘柄数は1025、変わらずは101銘柄だった。

 きょうの東京市場は前日の米国株市場でNYダウが一時500ドル近い下げをみせたことを受け、リスク回避の動きが強まった。米国では会員情報の不正利用が判明したフェイスブック株が急落してハイテク株全般が下げを主導したが、この流れが東京市場にも波及し電機セクターなど中心に売りがかさんだ。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前にして買い手控えムードが漂うなか、日経平均は朝方に250円以上下げる場面があった。しかし、後場に入ると日銀のETF買い観測や、3月期末の権利取りを狙った買いなどが入り、全般下げ渋り、日経平均の大引けは99円安まで戻して着地した。値上がり銘柄数も950弱と全体の45%を占めるなど後場に上昇転換する銘柄も多くみられた。

 個別ではファナック<6954.T>キーエンス<6861.T>が大きく値を下げたほか、東京エレクトロン<8035.T>ソフトバンクグループ<9984.T>も売りに押された。日本電産<6594.T>も安い。オハラ<5218.T>が急落、アイスタイル<3660.T>ペプチドリーム<4587.T>の下げも目立つ。ペッパーフードサービス<3053.T>北の達人コーポレーション<2930.T>アスクル<2678.T>値を下げた。サイバーエージェント<4751.T>も安い。

 半面、日本郵政<6178.T>が堅調、東京海上ホールディングス<8766.T>も買い優勢。SBIホールディングス<8473.T>も大きく買われた。魚力<7596.T>が急騰で値上がり率トップに買われたほか、大紀アルミニウム工業所<5702.T>レノバ<9519.T>も値を飛ばした。DOWAホールディングス<5714.T>ソースネクスト<4344.T>なども上昇した。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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