明日の株式相場見通し=2万2000円奪回巡る攻防に、エネルギー乏しく安定感欠く
あす(14日)の東京株式市場は、日経平均株価が心理的フシ目とされる2万2000円奪回を巡る攻防となりそうだ。きょう後場は、外国為替市場での円安・ドル高進行を追い風に、株価指数先物主導の買いで日経平均はジリ高歩調となり、高値引けとなった。ただ、東証1部の売買代金は2兆3364億円と低水準のままで、市場エネルギーを伴わない戻りとあって、安定感に乏しい面もある。フシ目を超えたレンジでの戻り待ちの売りも想定される。
市場関係者からは「売買代金の点からは連日盛り上がりを欠いているものの、日経平均株価はきょうで4日続伸し、合計の上昇幅は715円に達した。チャート面でも、25日移動平均線を奪回し、2月27日高値の2万2502円から3月5日安値2万0937円までの下落幅の半値戻しに当たる2万1719円水準も上回り、先高期待感が高まっている。さらに、数日以内には5日・25日両移動平均線のゴールデンクロス達成となりそうだ」との見方が出ていた。
日程面では、日銀金融政策決定会合議事要旨(1月22~23日)、1月の機械受注統計、春季労使交渉の集中回答日に注目。海外では、ドイツで第4次メルケル政権が発足、中国1~2月の小売売上高・鉱工業生産・都市部固定資産投資、米2月の生産者物価・小売売上高、米1月の企業在庫が焦点になる。(冨田康夫)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
市場関係者からは「売買代金の点からは連日盛り上がりを欠いているものの、日経平均株価はきょうで4日続伸し、合計の上昇幅は715円に達した。チャート面でも、25日移動平均線を奪回し、2月27日高値の2万2502円から3月5日安値2万0937円までの下落幅の半値戻しに当たる2万1719円水準も上回り、先高期待感が高まっている。さらに、数日以内には5日・25日両移動平均線のゴールデンクロス達成となりそうだ」との見方が出ていた。
日程面では、日銀金融政策決定会合議事要旨(1月22~23日)、1月の機械受注統計、春季労使交渉の集中回答日に注目。海外では、ドイツで第4次メルケル政権が発足、中国1~2月の小売売上高・鉱工業生産・都市部固定資産投資、米2月の生産者物価・小売売上高、米1月の企業在庫が焦点になる。(冨田康夫)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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