東京株式(大引け)=354円高、NYダウ急上昇受け大幅高で3日続伸

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/03/12 15:48
 週明け12日の東京株式市場は大きく買い優勢に傾き、日経平均株価は一時2万2000円台目前まで買われた。買い一巡後は伸び悩んだが、終盤に買い直された。

 大引けの日経平均株価は前週末比354円83銭高の2万1824円03銭と大幅高で3日続伸。東証1部の売買高概算は12億5360万株、売買代金概算は2兆3973億2000万円。値上がり銘柄数1712、値下がり銘柄数は309、変わらずは48銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前週末の米国株市場の地合いを引き継ぐ形でリスク選好の流れとなった。米国株市場ではNYダウが440ドル高と急伸、2月の米雇用統計が市場コンセンサスを上回り、好調な米経済を評価する買いが顕著となったが、これを受けて東京市場でも主力株中心に広範囲に物色の矛先が向かった。一方、取引時間中に為替が円高に振れたことや、「森友学園」への国有地売却問題など政局の不安定要素が意識され、途中伸び悩む場面もあった。日経平均2万2000円近辺では戻り売り圧力も強い。終盤は為替の円高に歯止めがかかり、香港、台湾などのアジア株が高く推移したことも買い安心感につながり、日経平均は2万1800円台まで戻して引けた。業種別では、世界景気に対する警戒感後退を背景に機械株などの設備投資関連に買いが入った。

 個別では、東京エレクトロン<8035.T>が堅調、ファナック<6954.T>が大幅高、ファーストリテイリング<9983.T>も上昇した。エーザイ<4523.T>コマツ<6301.T>も物色人気に。ソフトブレーン<4779.T>ヴィンクス<3784.T>がストップ高に買われたほか、北沢産業<9930.T>も商いを伴い大きく水準を切り上げた。システムソフト<7527.T>ツガミ<6101.T>、東芝機械<6104.T>なども買いを集めた。ソースネクスト<4344.T>が活況高、サンケン電気<6707.T>も上昇した。

 半面、ソニー<6758.T>が軟調、資生堂<4911.T>も冴えない。ヤクルト本社<2267.T>も売りに押された。ミライアル<4238.T>が急落、N・フィールド<6077.T>、マクニカ・富士エレホールディングス<3132.T>などの下げも目立った。ヤーマン<6630.T>が安く、日本駐車場開発<2353.T>も値を下げた。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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