東京株式(前引け)=円高を嫌気して売り先行も下げ渋り小幅反落に

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/03/07 11:51
 7日前場の東京株式市場は、米国家経済会議(NEC)のコーン委員長が辞任するとの意向が伝えられ、日本時間早朝に、外国為替市場で円高・ドル安が進行したことから、売り先行のスタートとなった。ただ、その後、円高・ドル安が一服状態となったこともあり、日経平均株価は急速に下落幅を縮小し、一時前日比プラス圏に浮上する場面もあったが、前場の引けは小幅反落となった。不動産、建設など内需株の一角に押し目買いが入っていた。

 日経平均株価前場終値は、前日比40円69銭安の2万1377円07銭と反落した。東証1部の売買高概算は、6億7851万株、売買代金概算は1兆2454億4200万円。値上がり銘柄数は1118、対して値下がり銘柄数は859、変わらずは93銘柄だった。

 個別銘柄では、自己株式処分による需給悪化を懸念して昭和電工<4004.T>が大幅安に売られ、神戸製鋼所<5406.T>、新日鉄住金<5401.T>の鉄鋼株も軟調。このほかに、任天堂<7974.T>、三菱自動車<7211.T>東海カーボン<5301.T>三井金属<5706.T>日立金属<5486.T>も売られている。

 半面、海外からのディスプレー製造装置約170億円の大型受注獲得を発表したブイ・テクノロジー<7717.T>が大幅続伸し、ソニー<6758.T>SBIホールディングス<8473.T>小野薬品工業<4528.T>カプコン<9697.T>JAL<9201.T>、電通<4324.T>も買われている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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