日足チャートでは「5本連続の陰線」
■先週のレビュー
先週は、日銀のテーパリング観測が高まったことや中国が米国債の売却報道を材料に円買いドル売りが優勢となりました。しかし、中国政府が米国債の減額報道を否定することもあり、下げ幅は限定的となり、111円台はキープしました。
一方、ユーロ圏でも動きがあり、ドイツの大連立協議暫定合意を受けてユーロが大幅高になったこともドル売りを誘いました。結局、ドル円においては昨年11月27日の引値(111.08円)を下回る水準、111.04円で終了しました。
■今週は特に大きな発表はないものの、相場にとっては先週の動きをみる限り、やや円高にふれる可能性が出てきました。
昨年もここでの記事にも記載しましたが、IMMの日本円のポジションが大幅に積みあがっていたので、いずれはこのように大幅なポジション調整が入る可能性もありました・・・。
■米国サイドの材料に関して、昨年の大型減税法案を決定したことで一旦、相場においては織り込まれました。
今後の注目ポイントは、何と言っても日銀のテーパリングがいつなのか・・?特に日経平均株価をはじめ、景気指標もそれなりに上向いているのは確実であり、「物価上昇」や「インフレ」意識して始めたマイナス金利もここにきて副作用が市中銀行に出始めてきています。
その意味でも、マイナス金利を解除する可能性も考えておくべきです。
■最後に、ドル円のチャートです。
先週の日足チャートでは「5本連続の陰線」でした。
ちなみに昨年の1月同時期も1月9日から17日まで「7本連続陰線」でした。値幅的には117円から112.60円と4.4円の円高でした・・・。
今年は113円から下落しているので、昨年を例にとるのであれば110円割れも不思議ではなく、戻りを待つ展開になりそうです。
先週は、日銀のテーパリング観測が高まったことや中国が米国債の売却報道を材料に円買いドル売りが優勢となりました。しかし、中国政府が米国債の減額報道を否定することもあり、下げ幅は限定的となり、111円台はキープしました。
一方、ユーロ圏でも動きがあり、ドイツの大連立協議暫定合意を受けてユーロが大幅高になったこともドル売りを誘いました。結局、ドル円においては昨年11月27日の引値(111.08円)を下回る水準、111.04円で終了しました。
■今週は特に大きな発表はないものの、相場にとっては先週の動きをみる限り、やや円高にふれる可能性が出てきました。
昨年もここでの記事にも記載しましたが、IMMの日本円のポジションが大幅に積みあがっていたので、いずれはこのように大幅なポジション調整が入る可能性もありました・・・。
■米国サイドの材料に関して、昨年の大型減税法案を決定したことで一旦、相場においては織り込まれました。
今後の注目ポイントは、何と言っても日銀のテーパリングがいつなのか・・?特に日経平均株価をはじめ、景気指標もそれなりに上向いているのは確実であり、「物価上昇」や「インフレ」意識して始めたマイナス金利もここにきて副作用が市中銀行に出始めてきています。
その意味でも、マイナス金利を解除する可能性も考えておくべきです。
■最後に、ドル円のチャートです。
先週の日足チャートでは「5本連続の陰線」でした。
ちなみに昨年の1月同時期も1月9日から17日まで「7本連続陰線」でした。値幅的には117円から112.60円と4.4円の円高でした・・・。
今年は113円から下落しているので、昨年を例にとるのであれば110円割れも不思議ではなく、戻りを待つ展開になりそうです。