東京株式(大引け)=77円安、欧米株安や円高受け利益確定売り継続

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/01/11 15:44
 11日の東京株式市場は米株安や円高を受けて利益確定売りに押された。日経平均株価は一時180円以上の下げをみせる場面もあった。

 大引けの日経平均株価は前日比77円77銭安の2万3710円43銭と続落。東証1部の売買高概算は15億8283万株、売買代金概算は2兆8021億2000万円。値上がり銘柄数は976、対して値下がり銘柄数は986、変わらずは101銘柄だった。

 きょうの東京市場は前日の欧米株市場が総じて軟調だったことや、為替の円高を嫌気する形で終始売り優勢の地合いとなった。ドル円相場は朝方に1ドル=111円台前半まで円高が進み、自動車など輸出株にマイナスに作用した。あすにオプションSQを控え、主力株に積極的な買いが入りにくいことも上値の重さにつながった。ただ、下値では押し目買い意欲が強く、後場後半は下げ渋り、引け際に買い戻しが入り、急速に下げ幅を縮小した。原油高を背景に資源関連が買われ、銀行株も堅調で全体相場を支えた。個別物色意欲は旺盛であり、小型の材料株に個人投資家とみられる買いが目立ち、値上がり銘柄数と値下がり銘柄数は拮抗している。売買代金は前日に続き3兆円に届かなかった。

 個別では、トヨタ自動車<7203.T>が軟調、SUMCO<3436.T>も冴えない。コロプラ<3668.T>が大幅安、サイゼリヤ<7581.T>も大きく下落した。セレス<3696.T>ネクステージ<3186.T>が急落、トクヤマ<4043.T>ローツェ<6323.T>も値を下げた。三協立山<5932.T>、GMOインターネット<9449.T>ペッパーフードサービス<3053.T>ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス<3222.T>なども安い。

 半面、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>などメガバンクが堅調、ファナック<6954.T>もしっかり。オリエンタルランド<4661.T>が買われ、東海カーボン<5301.T>も上昇した。モリテック スチール<5986.T>がストップ高、スター精密<7718.T>も大幅高。キリン堂ホールディングス<3194.T>日本通信<9424.T>シグマクシス<6088.T>なども物色人気となった。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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