東京株式(大引け)=61円安、利益確定売りに反落もTOPIXはプラス

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/01/10 15:46
 10日の東京株式市場は利食い優勢の展開となり日経平均は反落。今年初の下げとなった。もっとも押し目買いが入り下落幅は小さく、TOPIXは高く引けている。

 大引けの日経平均株価は前日比61円79銭安の2万3788円20銭と4日ぶり反落。東証1部の売買高概算は15億9260万株、売買代金概算は2兆7931億円。値上がり銘柄数は969、対して値下がり銘柄数は1007、変わらずは87銘柄だった。

 きょうの東京市場は、ここまでのリスクオン相場の反動が出た。前日の米国株市場ではNYダウをはじめ主要3指数が揃って最高値を更新、これを受けて海外投資家などのリスク許容度が高まるとみられたが、大発会から3日間で日経平均は1000円以上の上昇をみせていたこともあって、利益確定売り圧力が顕在化した。為替が1ドル=112円台前半へと円高に振れたことや、今週12日にオプションSQ算出を控えていることも買い手控えにつながった。売買代金は活況の目安とされる2兆円は大きく上回っているものの、今年に入り初めて3兆円を下回った。業種別では石油や鉱業セクターが原油市況上昇を背景に買われたほか、自動車株や銀行株なども上昇した。日経平均は前日比安く引けたが値がさ株の下げの影響が大きく、TOPIXはプラス圏で着地した。

 個別では、ファーストリテイリング<9983.T>東京エレクトロン<8035.T>が軟調、大東建託<1878.T>も売られた。エスクロー・エージェント・ジャパン<6093.T>が大幅安、リソー教育<4714.T>、鳥貴族<3193.T>なども急落した。スタートトゥデイ<3092.T>が値を下げ、千代田化工建設<6366.T>も下値を模索。アサヒグループホールディングス<2502.T>も安い。

 半面、任天堂<7974.T>が商いを膨らませ上昇、トヨタ自動車<7203.T>など自動車株も上昇した。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が人気となり、シャープ<6753.T>コマツ<6301.T>も買い優勢だった。アイスタイル<3660.T>RS Technologies<3445.T>がストップ高となったほか、モリテック スチール<5986.T>エスケイジャパン<7608.T>も急伸。インベスターズクラウド<1435.T>タカラバイオ<4974.T>も高い。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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