東京株式(大引け)=36円高、金融株中心に買われ反発

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/12/22 15:58
 22日の東京株式市場は、市場参加者不足で模様眺めムードが漂うなか方向感が定まりにくかった。ただ、個別は総じて買い優勢の地合いだった。

 大引けの日経平均株価は前日比36円66銭高の2万2902円76銭と反発。東証1部の売買高概算は14億8922万株、売買代金概算は2兆4038億円。値上がり銘柄数は1124、対して値下がり銘柄数は844、変わらずは96銘柄だった。

 きょうの東京市場は、市場参加者不足のなか売り買いが交錯して方向感が定まらない展開が続いた。前日の米国株市場ではNYダウが3日ぶりに反発したものの終盤伸び悩み、半導体関連株が売られるなど地合いはあまり良くなかった。これを受けて朝方はやや売り先行で始まったが、市場参加者が少ないこともあって売り圧力も限定的、売り一巡後は買いが優勢となりプラス圏に浮上した。米長期金利の上昇を背景にメガバンクをはじめ銀行株に買いが入り、全体地合いを押し上げる格好となった。この効果もあってTOPIXの上げ足は強く、3日連続の新高値となっている。また原油市況の上昇が資源関連株などに買いを呼び込む材料となっており、業種別値上がり率トップは「鉱業」で2位が「非鉄」だった。全体売買代金は2兆4000億円台で前日を上回った。

 個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が売買代金トップで株価も上昇、住友金属鉱山<5713.T>コマツ<6301.T>もしっかり。ファナック<6954.T>ローム<6963.T>も堅調。オプトラン<6235.T>は値上がり率トップに買われ、北の達人コーポレーション<2930.T>ジャパンベストレスキューシステム<2453.T>も値を飛ばした。IDEC<6652.T>が物色人気となったほか、カチタス<8919.T>アプラスフィナンシャル<8589.T>なども買いを集めた。

 半面、エーザイ<4523.T>が急落、参天製薬<4536.T>も大幅安。東京エレクトロン<8035.T>が軟調、ディスコ<6146.T>も大きく値を下げた。神戸製鋼所<5406.T>が売りに押され、三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>も冴えない。有沢製作所<5208.T>エスクロー・エージェント・ジャパン<6093.T>も下落した。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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