東京株式(前引け)=急反発、米税制改革の実現期待で上値指向

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/12/18 11:47
 18日前引けの日経平均株価は前週末比267円59銭高の2万2820円81銭と急反発。前場の東証1部の売買高概算は8億393万株、売買代金概算は1兆2754億2000万円。値上がり銘柄数は1329、対して値下がり銘柄数は633、変わらずは92銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前週末の米国株市場でNYダウをはじめ主要指数が揃って過去最高値を更新したことを受けて、広範囲に買いが優勢となり、日経平均は急反発となった。外国為替市場で円安傾向にあることに加え、米税制改革案の実現期待が高まるなか、リスクを取る動きが顕在化している。

 個別ではトヨタ自動車<7203.T>が売買高を膨らませて上昇、ソフトバンクグループ<9984.T>もしっかり。東京エレクトロン<8035.T>、ソニー<6758.T>なども堅調。岡谷電機産業<6926.T>が一時ストップ高に買われ、モリテック スチール<5986.T>も大商いで値を飛ばした。半面、任天堂<7974.T>が軟調、SGホールディングス<9143.T>も値を下げた。SBIホールディングス<8473.T>は大幅安となったほか、クミアイ化学工業<4996.T>も急落した。ジャパンディスプレイ<6740.T>も売りに押された。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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