<動意株・14日>(大引け)=SGHD、くらコーポ、サンバイオなど
新規上場2日目のSGホールディングス<9143.T>=後場に入って一段高に買われた。同社は、一般貨物自動車運送事業などを行うグループ会社の経営管理およびそれに付帯または関連する業務などを手掛ける物流の大手。13日に東証1部市場に新規上場し、公開価格と同じ1620円カイ気配でスタート。その後も気配値を切り上げる展開となっていたが、公開価格を280円(17.2%)上回る1900円で初値をつけ、上場初日の終値は1906円と公開価格を286円(17.6%)上回った。きょうは、全般地合いがやや軟調ななかにあっても、新規上場で上値圧迫要因がないことから、値動きの良さに注目して買いが集まっているようだ。
くらコーポレーション<2695.T>=急反発。同社は13日の取引終了後に発表した17年10月期連結決算が、売上高1227億6600万円(前の期比8.0%増)、営業利益63億4100万円(同2.9%減)、純利益48億8400万円(同10.3%増)となり、純利益が従来予想の45億2800万円を上回って着地したことが好感されているようだ。新規に8店舗を出店した効果で売上高は増収を確保したが、夏場に寄生虫「アニサキス」による食中毒が社会的な話題となったことで既存店売上高が同1.4%減と落ち込んだほか、魚価の高騰や人件費の上昇が響いた。
サンバイオ<4592.T>=大幅高で連日の上場来高値更新。同社は再生細胞薬の開発を手掛けるバイオベンチャーで、脳神経系疾患などを中心に展開、慢性期脳梗塞や外傷性脳損傷を対象とした治療薬に期待が大きい。同社は14日午前、再生細胞薬SB623の慢性期脳梗塞を対象としたフェーズ2b臨床試験に対し、カリフォルニア州再生医療機構から総額2000万ドルの補助金を獲得しており、米国時間13日付で、補助金のうち、患者組み入れ85%達成分の補助金410万ドルを受領したことを発表した。前日に発表した18年1月期第3四半期累計の決算は営業損益段階で31億6900万円の赤字と前年同期比で損失幅が拡大しているが、これは株価には織り込まれていた。
正栄食品工業<8079.T>=ストップ高。同社は13日取引終了後、今期の最高益更新見通しと自己株消却などを発表したことが好感された。17年10月期の連結ベースの売上高は1033億4900万円(前の期比1.6%増)、営業利益は54億1700万円(同15.1%増)、最終利益は36億7700万円(同23.3%増)と増収増益で最高益を更新した。国内では原料乳製品の輸入が伸びたほか、菓子類やナッツなどリテール商品が好調だった。米国や中国事業も堅調だった。18年10月期は、売上高1045億円(前期比1.1%増)、営業利益57億円(同5.2%増)、最終利益38億5000万円(同4.7%増)と最高益更新を予想。配当は前期比6円増の年46円を見込んでいる。併せて、自己株式の消却も発表した。消却前の発行済み株式総数の19.2%に相当する405万9914株を12月26日付で消却する。
フォーサイド<2330.T>=急騰。同社は13日、チャイナ・ペイメント・ゲートウェイと業務提携し、中国市場向け課金決済サービス「We Chat Payment」を提供開始すると発表した。越境ECでの決済ツールとして同課金決済サービスの導入を可能にすることで、中国での事業収益拡大が加速するとの思惑が投機資金の流入を誘う格好となった。
ウイン・パートナーズ<3183.T>=急反発。同社は13日の取引終了後、18年3月期の連結業績予想の修正について、最終利益を22億3000万円から29億1400万円(前期比36.1%増)へ上方修正したことが好感されている。連結子会社テスコが10月、大沢商事(11月1日付でテスコ秋田販売へ社名変更)の全株式を取得したのに伴い、負ののれん発生益6億8400万円を特別利益として計上することが要因としている。なお、売上高631億円(同9.2%増)、営業利益32億5000万円(同6.3%増)は従来見通しを据え置いている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
くらコーポレーション<2695.T>=急反発。同社は13日の取引終了後に発表した17年10月期連結決算が、売上高1227億6600万円(前の期比8.0%増)、営業利益63億4100万円(同2.9%減)、純利益48億8400万円(同10.3%増)となり、純利益が従来予想の45億2800万円を上回って着地したことが好感されているようだ。新規に8店舗を出店した効果で売上高は増収を確保したが、夏場に寄生虫「アニサキス」による食中毒が社会的な話題となったことで既存店売上高が同1.4%減と落ち込んだほか、魚価の高騰や人件費の上昇が響いた。
サンバイオ<4592.T>=大幅高で連日の上場来高値更新。同社は再生細胞薬の開発を手掛けるバイオベンチャーで、脳神経系疾患などを中心に展開、慢性期脳梗塞や外傷性脳損傷を対象とした治療薬に期待が大きい。同社は14日午前、再生細胞薬SB623の慢性期脳梗塞を対象としたフェーズ2b臨床試験に対し、カリフォルニア州再生医療機構から総額2000万ドルの補助金を獲得しており、米国時間13日付で、補助金のうち、患者組み入れ85%達成分の補助金410万ドルを受領したことを発表した。前日に発表した18年1月期第3四半期累計の決算は営業損益段階で31億6900万円の赤字と前年同期比で損失幅が拡大しているが、これは株価には織り込まれていた。
正栄食品工業<8079.T>=ストップ高。同社は13日取引終了後、今期の最高益更新見通しと自己株消却などを発表したことが好感された。17年10月期の連結ベースの売上高は1033億4900万円(前の期比1.6%増)、営業利益は54億1700万円(同15.1%増)、最終利益は36億7700万円(同23.3%増)と増収増益で最高益を更新した。国内では原料乳製品の輸入が伸びたほか、菓子類やナッツなどリテール商品が好調だった。米国や中国事業も堅調だった。18年10月期は、売上高1045億円(前期比1.1%増)、営業利益57億円(同5.2%増)、最終利益38億5000万円(同4.7%増)と最高益更新を予想。配当は前期比6円増の年46円を見込んでいる。併せて、自己株式の消却も発表した。消却前の発行済み株式総数の19.2%に相当する405万9914株を12月26日付で消却する。
フォーサイド<2330.T>=急騰。同社は13日、チャイナ・ペイメント・ゲートウェイと業務提携し、中国市場向け課金決済サービス「We Chat Payment」を提供開始すると発表した。越境ECでの決済ツールとして同課金決済サービスの導入を可能にすることで、中国での事業収益拡大が加速するとの思惑が投機資金の流入を誘う格好となった。
ウイン・パートナーズ<3183.T>=急反発。同社は13日の取引終了後、18年3月期の連結業績予想の修正について、最終利益を22億3000万円から29億1400万円(前期比36.1%増)へ上方修正したことが好感されている。連結子会社テスコが10月、大沢商事(11月1日付でテスコ秋田販売へ社名変更)の全株式を取得したのに伴い、負ののれん発生益6億8400万円を特別利益として計上することが要因としている。なお、売上高631億円(同9.2%増)、営業利益32億5000万円(同6.3%増)は従来見通しを据え置いている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
関連銘柄
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1,504.5
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(11:24)
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(11:20)
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+13.0
(+1.03%)
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