東京株式(大引け)=313円高、米株高と円安受けて続急伸

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/12/08 15:51
 8日の東京株式市場はリスク選好ムードのなか日経平均株価は大幅に上昇、取引時間中も徐々に水準を切り上げ、ほぼ高値引けで2万2800円台を回復した。

 大引けの日経平均株価は前日比313円05銭高の2万2811円08銭と続急伸。東証1部の売買高概算は20億530万株、売買代金概算は3兆7465億円。値上がり銘柄数は1405、対して値下がり銘柄数は543、変わらずは99銘柄だった。

 きょうの東京市場は前日の米国株市場でNYダウが3日ぶりに反発したことや、為替市場で1ドル=113円台前半と円安に振れたことを受け、主力株をはじめ幅広く買いが優勢となった。寄り前に内閣府から発表された7~9月期GDP改定値が速報値から上方修正されたことも投資家心理の改善につながったもよう。値上がり銘柄数は全体の7割を下回ったが、日経平均寄与度の高い値がさ株が買われ指数押し上げに貢献した。業種別には、ここ調整色の強かった半導体関連が買われたほか、内需の出遅れセクターである不動産株が上昇、紙パルプ株の上げも目立った。売買代金はメジャーSQの算出に絡み膨らんだが、米雇用統計発表を目前にやや買いが手控えられた部分もあり、4兆円には届かなかった。

 個別では、ファーストリテイリング<9983.T>が大きく買われたほか、東京エレクトロン<8035.T>キーエンス<6861.T>も物色人気。大東建託<1878.T>三井不動産<8801.T>なども堅調。エスケイジャパン<7608.T>がストップ高に買われ、田淵電機<6624.T>ジャパンディスプレイ<6740.T>も大商いで値を飛ばした。インターアクション<7725.T>が急伸、ヤマシンフィルタ<6240.T>も高い。HOYA<7741.T>サイバーエージェント<4751.T>なども買いを集めた。

 半面、任天堂<7974.T>が安く、資生堂<4911.T>も売りに押された。ショーケース・ティービー<3909.T>アイビーシー<3920.T>が急落、テイクアンドギヴ・ニーズ<4331.T>も大幅安。千代田化工建設<6366.T>シャープ<6753.T>が値を下げ、ペッパーフードサービス<3053.T>ブイキューブ<3681.T>なども下落した。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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