任天堂は1000円高で売買代金群を抜く、スイッチ絶好調で購入1カ月待ち状態続く◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/11/24 12:35
 任天堂<7974.T>が群を抜く売買代金をこなし、1000円近い上昇をみせた。前場の売買代金は1100億円近くに達し全市場でトップだが、上場企業だけでなく日経平均株価に連動するETFで常に投資家に人気のあるNEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570.T>も前引け時点で86%も上回る。

 市場では「直近、国内証券が相次いで強気の投資判断を継続、目標株価引き上げの動きも物色人気を増幅している。もっとも個人投資家はむしろ売りが先行しており、株価を押し上げる役割を担っているのは海外投資家とみられる買い」(国内中堅証券)という。ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の売れ行きが絶好調で、ひと頃より緩和されているとはいえ供給不足状態が続いている。「(スイッチは)22日時点で申し込んでも12月末まで待たされる状況で、需要の勢いに陰りがない。また、課金モデルからそれほど大きな収益メリットは期待できないが、スマートフォン向け『どうぶつの森 ポケットキャンプ』もアプリランキングでトップなるなど話題を集めており、株価にポジティブに働いている」(国内ネット証券大手)という声が出ている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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