午後:債券サマリー 先物は5日続伸、流動性供給入札は順調な結果に

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/11/21 15:55
 21日の債券市場で、先物中心限月12月限は5日続伸。この日に実施された流動性供給入札が順調な結果となり、午後には一時151円05銭まで上昇した。

 20日の米長期債相場は反落したが、東京市場への影響は限定的。債券先物は小安く始まったあと、好需給や北朝鮮リスクなどが意識されるかたちで持ち直した。午後は、流動性供給入札の応札倍率が3倍台を維持したことを好感。あす22日に中期および長期ゾーンを対象とする日銀の国債買いオペが予定されていることも買い安心感につながった。

 この日の先物12月限は150円95銭で始まり、高値は151円05銭、安値は150円95銭、終値は前日比6銭高の151円02銭。出来高は2兆2668億円となった。

 現物債の利回りは、10年債が前日に比べ横ばいの0.030%、20年債が同0.005%上昇の0.570%、30年債が同横ばいの0.815%だった。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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