東京株式(大引け)=26円高、歴代3位タイの12連騰達成

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/10/18 15:53
 18日の東京株式市場は朝方に高く始まった後、日経平均株価は前日比プラス圏とマイナス圏を往来したが、終盤に買いが厚くなり12連騰となった。

 大引けの日経平均株価は前日比26円93銭高の2万1363円05銭と12日続伸。東証1部の売買高概算13億5776万株、売買代金概算は2兆2840億9000万円。値上がり銘柄数は717、対して値下がり銘柄数は1226、変わらずは88銘柄だった。

 きょうの東京市場は連騰疲れもあり、気迷い気味の値動きをみせた。前日の米国株市場ではNYダウが3日続伸し過去最高値を更新したものの、ナスダック指数は小反落、外国為替市場では1ドル=112円台前半の推移と手掛かり材料に乏しく、日経平均は前日まで11日続伸していたこともあって利益確定売り圧力が意識された。日経225ベースの騰落レシオは前日時点で168%台と過熱感が非常に強い。しかし、下値では押し目買い意欲は旺盛で、4~9月期決算発表を控え、好業績期待の買いが入り株価を支えた。業種別には医薬品などディフェンシブセクターに資金が集まった。日経平均の12連騰は2015年5月15日から6月1日までの記録と並び歴代3位タイ。ただし、売買代金はやや減少傾向にあり、値下がり銘柄数は値上がりを上回った。

 個別では、トヨタ自動車<7203.T>が堅調、ソニー<6758.T>も高い。武田薬品工業<4502.T>キヤノン<7751.T>も堅調。双信電機<6938.T>、ビジネス・ブレークスルー<2464.T>がストップ高に買われた。コムチュア<3844.T>いちよし証券<8624.T>が大幅高、安永<7271.T>オーバル<7727.T>も値を飛ばした。ユニデンホールディングス<6815.T>も物色人気に。

 一方、任天堂<7974.T>が軟調、豊和工業<6203.T>enish<3667.T>が大幅安、ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884.T>も急落した。リンクアンドモチベーション<2170.T>東邦亜鉛<5707.T>ベルーナ<9997.T>も売られた。タツタ電線<5809.T>ダイヘン<6622.T>が値を下げ、DDホールディングス<3073.T>住石ホールディングス<1514.T>なども下落した。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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