東京株式(大引け)=100円高、2年5カ月ぶり10連騰で新値街道

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/10/16 15:54
 16日の東京株式市場はリスクを取る動きが継続、目先の利益確定売りを吸収した。日経平均株価は21年ぶりの高値圏を走り、10連騰は約2年5カ月ぶりの記録。

 大引けの日経平均株価は前週末比100円38銭高の2万1255円56銭と10日続伸。東証1部の売買高概算は18億125万株、売買代金概算は2兆6482億9000万円。値上がり銘柄数は1204、対して値下がり銘柄数は741、変わらずは85銘柄だった。

 きょうの東京市場は引き続き物色意欲の強いなか、利益確定の売りを吸収し上値追い基調を続けた。前週末の米株高を受けて主力株をはじめ幅広い銘柄に物色の矛先が向いた。先物主導で裁定買いを誘ったほか、外国人投資家とみられる実需買いが全体を押し上げた。きょうは米国と韓国が合同演習を開始する日にあたり、北朝鮮がこれに合わせて軍事的威嚇行為をみせるとの懸念がくすぶっていたが、それがなかったこともヘッジ売りの買い戻しを誘発したもようだ。目先の地政学リスク後退で保険、証券、銀行などの金融関連株が上昇、鉄鋼や資源関連株にも買いが入った。大引けはやや伸び悩んだものの、日経平均は100円高強の上昇で2万1200円台まで上値を伸ばした。10日続伸は2015年5月15日~6月1日に12日続伸を記録して以来約2年5カ月ぶりの連騰記録。東証1部の騰落レシオは135%と過熱領域にあるが、前週末時点と比較して若干低下している。

 個別では、ソフトバンクグループ<9984.T>が堅調、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも買い優勢だった。豊和工業<6203.T>双信電機<6938.T>など防衛関連がストップ高となったほか、エスケイジャパン<7608.T>、ショーケース・ティービー<3909.T>も値幅制限いっぱいに買われた。ツガミ<6101.T>が物色人気となり、ベクトル<6058.T>、イマジカ・ロボット ホールディングス<6879.T>IDOM<7599.T>なども値を飛ばした。

 半面、ファーストリテイリング<9983.T>が軟調、ダイフク<6383.T>も売りに押された。東洋電機製造<6505.T>が急落したほか、TOKYO BASE<3415.T>北の達人コーポレーション<2930.T>なども大幅安となった。キャンドゥ<2698.T>レナウン<3606.T>が値を下げ、フジクラ<5803.T>も売られた。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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