◎欧米外為市場サマリー：一時１１２円１０銭台に軟化後、値戻す

　２１日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は１ドル＝１１２円４８銭前後と前日に比べ３０銭強のドル高・円安。ユーロは、１ユーロ＝１３４円３１銭前後と同９０銭程度のユーロ高・円安だった。

　ニューヨーク市場は１１２円４０銭台で取引が始まった。この日発表された前週分の米新規失業保険申件数や米９月フィラデルフィア連銀製造業景気指数は、予想に比べ良好だったが、市場の反応は限定的だった。トランプ米大統領が、北朝鮮制裁に関する発表を行うと報じられると、リスク回避のドル売りが膨らみ、一時１１２円１３銭まで下落した。ただ、下値には買いが流入し１１２円５９銭まで上昇し、結局、１１２円４０銭台で取引を終えた。

　ユーロは対ドルで１ユーロ＝１．１９４０ドル前後と同０．００４０ドル強のユーロ高・ドル安だった。


出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）