相場急変に注意・・・・・

リスク回避にご留意下さい・・・・・

先週金曜日の海外市場では、米・8月雇用統計が、非農業部門雇用者数、失業率、平均時給の伸びが全て予想よりも弱い数字となり、ドル円は109.50円台まで急落しました。

しかし、ＥＣＢ当局者がＱＥ縮小の遅れに言及してユーロが急落し、米・ＩＳＭ製造業景況指数が2011年以来の強い数字となった事からドルが買い戻され、ドル円は110.50円付近まで急伸。結局、110.25円付近でＮＹ時間をおえました。

ところが週末に北朝鮮が核実験を強行。これを受けて、週明け早朝からリスク回避の円買いが強まり、東京時間のドル円は109.60円台で取引を開始。一旦は109.90円台まで値を戻す動きも見られましたが、午後には株価とともに上値の重い展開に移行しました。

本日はレーバーデーの祝日で米国市場が休場となる為、基本的には動意薄の展開となりそうですが、先程、韓国・聯合ニュースが「北朝鮮の弾道ミサイル発射準備を確認」と報道した事もあり、相場が急変する可能性もあり、リスク回避に留意が必要です。