【売り】トヨタ自動車(7203) 方向感に乏しい相場の中、円高進行が意識される

著者:田村祐一
投稿:2017/08/28 23:10

〇注目銘柄:トヨタ自動車(7203)【売り】

〇注目理由
先週末のNYダウが上昇したことなどを受け、28日の日本株市場は買い優勢でスタートしました。しかしその後は、米ドル為替が円高進行したことを受け、日経平均株価は下げに転じ、前営業日比2円71銭安の19449円90銭で引けました。

米ドル為替が1ドル109円台前半にまで円高進行しているため、日本株市場には逆風の流れになっています。買いに向かう材料にも乏しいことから、29日も輸出採算悪化が懸念される外需株を中心に軟調に推移する可能性が高いでしょう。

また、同社は、8月の決算発表と同時に、想定為替レートを1ドル110円に修正しました。今の為替水準は想定レートを下回っているため、業績予想を下振れする懸念から売りに押される可能性が高いでしょう。株価も、8月以降下落トレンドを形成していることから、29日も下落する可能性が高いと判断しました。
田村祐一
フェアトレード(株)所属
配信元: 達人の予想

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