明日の為替相場見通し＝依然、欧米市場動向を注視へ

　今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、依然、欧米市場の動向を注視する展開となりそうだ。予想レンジは１ドル＝１０８円８０～１０９円８０銭。

　この日の東京市場は、１０９円３０銭前後を中心とする一進一退が続いた。前日のニューヨーク市場でドルは１０８円６３銭まで下落した後、反発に転じた。１８日につけた１０８円６０銭の近辺で下げ止まったことから、１０８円６０銭が下値抵抗線として確認された格好だ。ただ、上値も重く１０９円５０銭を抜けない状況にある。２４日からの米ジャクソンホールでのシンポジウムが意識されるなか、ＮＹダウや米長期金利に相場は左右されそうだ。今晩は米８月リッチモンド連銀製造業景気指数や米６月住宅価格指数が発表される。


出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）