◎欧米外為市場サマリー:FOMC議事録受け一時110円00銭台に下落

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/08/17 08:57
 16日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は1ドル=110円19銭前後と前日に比べ40銭強のドル安・円高。ユーロは、1ユーロ=129円66銭前後と同20銭程度のユーロ安・円高だった。

 ニューヨーク市場は110円80銭前後で取引が始まった。この日発表された米7月住宅着工件数は、予想を下回ったが市場の反応は限定的だった。トランプ米大統領が2つの助言機関を解散すると発表するとドルは110円40銭台に下落。さらに米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録では、多くのメンバーがインフレ鈍化に懸念を示したことが判明。ハト派的な内容との見方からドル売りが膨らみ一時、110円02銭まで値を下げた。その後、ややドルは買い戻され結局、110円20銭前後で取引を終えた。
 
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1767ドル前後と同0.0030ドル強のユーロ高・ドル安だった。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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