東京株式(大引け)=20円安、FOMC前に買い手控えられ3日続落

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/07/25 15:36
 25日の東京株式市場は朝方買いが先行したものの、その後伸び悩み、前場後半に日経平均株価はマイナス圏に沈んだ。後場も小幅安水準でもみ合う展開が続いた。

 大引けの日経平均株価は前日比20円47銭安の1万9955円20銭と3日続落。東証1部の売買高概算は14億9756万株、売買代金概算は1兆8865億5000万円。値上がり銘柄数は593、対して値下がり銘柄数は1297、変わらずは134銘柄だった。

 前日の米国株市場ではNYダウが続落したものの、ナスダック指数は反発し最高値を更新、為替相場が朝方は円安方向に振れていたこともあって、きょうの東京市場は買い優勢で始まった。ただ、日経平均は寄り後早々に2万円台を回復する場面もあったが、買いが続かなかった。今週から国内企業の4~6月期決算が本格化することや、目先的には25、26日の日程で行われる米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に手控えムードが強まった。為替が前場後半から円高方向に押し戻され、後場取引時間中には再び110円台に入るなど円買いの動きが強まり、全体相場に影響を与えた。もっとも自動車セクターは円高にも関わらず強い動きを示し、銀行株も底堅さを発揮したことで下げ幅は限定的だった。なお、全体売買代金は3日連続で2兆円台を割り込んだ。

 個別では、任天堂<7974.T>が断トツの商いをこなしながらも下値模索の展開。昭和電工<4004.T>も軟調。東芝<6502.T>も値を下げた。enish<3667.T>が大きく売り込まれ、東京個別指導学院<4745.T>ゲンキー<2772.T>も下落。さくらインターネット<3778.T>フォーカスシステムズ<4662.T>が安く、大王製紙<3880.T>日本製紙<3863.T>など紙パ株も売られた。

 半面、ソフトバンクグループ<9984.T>がしっかり、塩野義製薬<4507.T>も買いを集めた。安川電機<6506.T>は上値追い加速で最高値を更新。レナウン<3606.T>新日本理化<4406.T>などが活況高に買われた。協栄産業<6973.T>がストップ高、GMOクラウド<3788.T>も大幅高となった。コクヨ<7984.T>信越ポリマー<7970.T>なども値を飛ばしている。土木管理総合試験所<6171.T>石川製作所<6208.T>も上昇した。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
100000018
38,552.06
(10/03)
+743.29
(+1.96%)
7974
7,765.0
(10/03)
+93.0
(+1.21%)
3,732.0
(10/03)
+98.0
(+2.69%)
6502
4,590.0
(12/19)
-5.0
(-0.10%)
182.0
(10/03)
+2.0
(+1.11%)
403.0
(10/03)
+4.0
(+1.00%)
4,070.0
(12/15)
-30.0
(-0.73%)
4,300.0
(10/03)
-75.0
(-1.71%)
1,130.0
(10/03)
+10.0
(+0.89%)
902.8
(10/03)
-4.6
(-0.50%)
965.0
(10/03)
-7.0
(-0.72%)
8,680.0
(10/03)
+204.0
(+2.40%)
2,081.5
(10/03)
+16.5
(+0.79%)
5,002.0
(10/03)
+24.0
(+0.48%)
4.0
(06/15)
-3.0
(-42.85%)
193.0
(10/03)
+1.0
(+0.52%)
2,289.0
(10/03)
+51.0
(+2.27%)
2,995.0
(10/03)
+101.0
(+3.48%)
7984
2,553.5
(10/03)
+10.0
(+0.39%)
1,546.0
(10/03)
+2.0
(+0.12%)
315.0
(10/03)
+2.0
(+0.63%)
1,619.0
(10/03)
-4.0
(-0.24%)