トヨタなど自動車株が高い、１ドル＝１１１円９０銭近辺の円安で◇

　トヨタ自動車<7203.T>、ＳＵＢＡＲＵ<7270.T>、ホンダ<7267.T>など自動車株に買いが優勢となっている。

　足もと外国為替市場ではドル買いの動きが強まり、１ドル＝１１１円台９０銭近辺の推移と約１カ月ぶりに１１２円台が目前となっている。これを受けて為替感応度の高い自動車セクターは輸出採算改善に対する期待がポジティブに働いている。欠陥エアバッグ問題で経営破綻に追い込まれたタカタ<7312.T>関連のリコール費用の取り立て不能の可能性についても、トヨタやホンダなど業績への影響は軽微とみられている。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）