東京株式(大引け)=15円安、FOMC前に手仕舞い売り優勢

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/06/14 15:48
 14日の東京株式市場は、日経平均が朝高後は上値の重い展開となり、後場終盤に手仕舞い売りが出て結局小幅ながらきょうの安値圏で着地した。

 大引けの日経平均株価は前日比15円23銭安の1万9883円52銭と小幅に3日続落。東証1部の売買高概算は17億127万株、売買代金概算は2兆2075億9000万円。値上がり銘柄数は774、値下がり銘柄数は1082、変わらずは162銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の米国株市場でNYダウが最高値を更新したことや、ここ急な調整を入れていたナスダック指数が切り返しに転じたことを受けて、買い安心感が広がり朝方は広範囲に買いが優勢となったが続かなかった。日経平均は一時2万円台に乗せる場面もあったが、米国時間14日に判明するFOMCの結果とイエレンFRB議長の記者会見を見極めたいとの思惑が、キャッシュポジションを高めようとする動きにつながり、その後は伸び悩む展開となった。円高警戒感から高値圏のハイテク株が利食われ、石油や非鉄、鉄鋼などの市況関連も売りに押された。売り圧力も限定的だったものの、大引けはほぼ安値引けとなった。ただ、個別にはストップ高となる銘柄が相次ぐなど、中小型株を中心に短期資金による物色意欲は旺盛だった。

 個別では、任天堂<7974.T>が大商いで上昇、小野薬品工業<4528.T>も7日ぶり急反発。ペプチドリーム<4587.T>が買われ、京セラ<6971.T>も高い。エンシュウ<6218.T>大真空<6962.T>ヤーマン<6630.T>がストップ高に買われ、トーセ<4728.T>も一時値幅制限上限まで上値を伸ばした。東建コーポレーション<1766.T>TOKYO BASE<3415.T>も値を飛ばした。ルック<8029.T>も物色人気に。

 半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクが冴えず、東京エレクトロン<8035.T>も軟調。東芝<6502.T>も利益確定売りがかさんだ。KLab<3656.T>エムアップ<3661.T>は大幅安となった。このほか、ルネサスエレクトロニクス<6723.T>オルトプラス<3672.T>、タカラレーベン<8897.T>などの下げも目立つ。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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