アドバンテストは急反落、18年3月期3割営業増益を見込むも市場予想を下回る

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/04/28 10:12
 アドバンテスト<6857.T>は急反落。27日の取引終了後に発表した18年3月期の連結業績予想は、売上高1720億円(前期比10.3%増)、営業利益180億円(同29.4%増)と3割近い増益を見込んでいるものの、前日まで8連騰した反動による売りが出ているほか、市場予想平均の営業利益211億円前後を下回るとの予想が嫌気されているようだ。

 今期は、スマートフォンの在庫調整に伴い、ロジック向け需要がスロースタートとなっているものの、液晶/有機ELパネル関連需要が旺盛に推移しているほか、生産能力増強投資を軸にNANDフラッシュ向けテスタ市場が拡大していることなども貢献。また、半導体市場の伸びを背景にフィールドサービス需要の堅調な推移を見込んでおり、これらが売上高・利益を押し上げるとしている。

 なお、17年3月期決算は、売上高1559億1600万円(前の期比3.8%減)、営業利益139億500万円(同10.4%増)、純利益142億100万円(同2.1倍)だった。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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