東京株式(大引け)=125円安、円高など受け売り優勢も終盤下げ渋る

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/04/13 15:36
 13日の東京株式市場はリスク回避の売りが継続し、日経平均は連日の年初来安値となったが、終盤にきて下げ幅を縮小させる展開となった。

 大引けの日経平均株価は前日比125円77銭安の1万8426円84銭と3日続落。東証1部の売買高概算は19億5868万株、売買代金概算は2兆2590億1000万円。値上がり銘柄数は543、対して値下がり銘柄数は1374、変わらずは98銘柄だった。

 きょうの東京市場は外国為替市場でドル安・円高が進行したことを受け、主力株中心に幅広く売りがかさむ展開となった。トランプ米大統領が米紙のインタビューで「ドルは強くなり過ぎている」と発言したことが伝わり、ドル円は一時1ドル=108円台後半まで円高が進行、投資家心理を悪化させた。北朝鮮問題などの地政学リスクに対する警戒感も依然として強い。金融株や鉄鋼株などに売りが目立った。ただ、後半は売り飽き気分も台頭、為替の円高一服に加え、韓国や中国をはじめアジア株市場が総じて堅調な値動きを示していたことを横目に、終盤になると空売り筋の買い戻しを呼び込み日経平均は下げ渋る展開となった。

 個別では、東芝<6502.T>が下値模索となったほか、村田製作所<6981.T>も売られた。任天堂<7974.T>も軟調。石川製作所<6208.T>は一時ストップ安となったほか、豊和工業<6203.T>東京計器<7721.T>などの防衛関連株は急反落。インターアクション<7725.T>日本冶金工業<5480.T>なども下落した。イオン<8267.T>、昭和電工<4004.T>も値を下げた。

 半面、ペプチドリーム<4587.T>が急反発、信越化学工業<4063.T>も強含んだ。グリー<3632.T>が商いを伴い値を飛ばしたほか、北の達人コーポレーション<2930.T>は値幅制限いっぱいに買われた。市光工業<7244.T>TOKYO BASE<3415.T>なども物色人気に。日本ライフライン<7575.T>ワキタ<8125.T>、が高く、イオンモール<8905.T>コメダホールディングス<3543.T>なども上昇した。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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