東京株式(大引け)=217円高、円高一服でリスクオフの巻き戻し

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/03/28 15:52
 28日の東京株式市場は円高一服などを受けて終始買いが優勢、日経平均株価は途中緩む場面もあったが、引け際買い直されほぼ高値引けとなった。

 大引けの日経平均株価は前日比217円28銭高の1万9202円87銭と反発。東証1部の売買高概算は19億13万株、売買代金概算は2兆4150億2000万円。値上がり銘柄数は1804、対して値下がり銘柄数は153、変わらずは54銘柄だった。

 きょうの東京市場はリスクオフの巻き戻しで日経平均は反発となった。前日の米国株市場ではNYダウが約5年8カ月ぶりとなる8日続落と上昇トレンドに変調をきたしているが、一方でナスダック指数はしっかりした動きを維持した。外国為替市場では1ドル=110円台後半の推移と円高が一服、これが全般買い戻しを誘発した。きょうは3月決算企業の配当権利取り最終日にあたり、個人投資家中心に駆け込みのインカムゲインの買いも呼び込んでいる。また、機関投資家が配当再投資で先物に買いを入れたことも、現物市場に浮揚効果をもたらしている。売買代金は2兆4000億円まで膨らみ、東証1部全体の約9割の銘柄が上昇した。

 個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクがしっかり、トヨタ自動車<7203.T>も反発に転じている。SUMCO<3436.T>東京エレクトロン<8035.T>信越化学工業<4063.T>など半導体関連が買われたほか、キーエンス<6861.T>も上昇した。沢藤電機<6901.T>は5日連続ストップ高で買い物を残し、日本精線<5659.T>も活況高に。新日本電工<5563.T>日本アジア投資<8518.T>も物色人気となった。グンゼ<3002.T>も上値を追った。

 半面、任天堂<7974.T>が冴えず、すかいらーく<3197.T>は大きく売られた。KLab<3656.T>も安い。日本エアーテック<6291.T>も急反落となった。JR九州<9142.T>が値を下げ、ライトオン<7445.T>は大幅安となった。MUTOHホールディングス<7999.T>星光PMC<4963.T>なども安い。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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