午後:債券サマリー 先物は小幅続伸、国内材料に乏しく上値限定的

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/02/20 16:08
 20日の債券市場で、先物中心限月3月限は小幅続伸。前週末17日の米債券相場が上昇した流れを引き継ぎ、朝方には一時150円02銭まで上昇した。

 ただ、その後は狭いレンジでの値動きに終始。この日は日銀の国債買いオペが見送られるなど国内の手掛かり材料に乏しいほか、今晩の米市場がプレジデンツデーのため休場となることから全般的に模様眺めムードが強かった。また、あすに流動性供給入札を控えていることや、午後に入って日経平均株価が上げに転じたことが債券の重荷となった面もあった。

 この日の先物3月限は149円99銭で始まり、高値は150円02銭、安値は149円94銭、終値は前週末比5銭高の149円96銭。出来高は9525億円にとどまった。

 現物債の利回りは、10年債が前週末比0.005%上昇の0.090%、20年債が同横ばいの0.705%、30年債が同0.005%上昇の0.920%だった。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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