◆ボリンジャーバンドの「バンドウォーク」を保てるか?
週明け5日(月)の日経平均は反発の想定です。
週末に発表された11月雇用統計の結果は、非農業部門の雇用者数が17.8万人増で事前予想の18万人増をやや下回りましたが、失業率が4.6%で2007年8月以来の低水準となり、おおむね堅調な結果になりました。
ただし、為替市場の反応はややドル売り、円買いの動きになりました。
債券市場で雇用統計の結果よりも4日のイタリア国民投票を警戒する動きが出たようで、長期債利回りがやや低下したため、利益確定売りが優勢になったようです。
週明けは4日のイタリア国民投票の結果を受けて動きそうですが、欧米のマーケットが動いていないため、今回も一番最初に結果を受けるのが日本です。
イギリスのEU離脱を受ける国民投票、米国大統領選挙ともに日本が最初に結果を受けて大きな波乱になりましたから、今回も波乱になる可能性はゼロではないと思われます。
結果を予想できないのに反発の想定にしたのは、テクニカルの判断です。
日経平均はボリンジャーバンドの1σ(シグマ)と2σに沿った強い上昇トレンドの「バンドウォーク」型になっています。
先週末の下落で18315円の安値をつけましたが、1σの18279円手前で下げ渋って「バンドウォーク」を保っています。
週明けの1σは18300円台に乗せてくるので、下値を支える可能性があります。「バンドウォーク」を保つ想定から、続落よりも反発しやすいのではないかと考えています。
先週末は利益確定売りが優勢になったので、イタリアの国民投票が無難に通過すれば買い戻しが優勢になりそうですから、素直に反発になるのでしょう。
一方、イタリアの国民投票の結果で円高につながり、続落して18300円を割れると1σも割り込むことになります。
「バンドウォーク」の強い上昇トレンドの傾向に変化が出ることになるため、横ばいか続伸にならずに大幅続落になった場合には、値幅調整に向かう可能性があると考えられます。
週末に発表された11月雇用統計の結果は、非農業部門の雇用者数が17.8万人増で事前予想の18万人増をやや下回りましたが、失業率が4.6%で2007年8月以来の低水準となり、おおむね堅調な結果になりました。
ただし、為替市場の反応はややドル売り、円買いの動きになりました。
債券市場で雇用統計の結果よりも4日のイタリア国民投票を警戒する動きが出たようで、長期債利回りがやや低下したため、利益確定売りが優勢になったようです。
週明けは4日のイタリア国民投票の結果を受けて動きそうですが、欧米のマーケットが動いていないため、今回も一番最初に結果を受けるのが日本です。
イギリスのEU離脱を受ける国民投票、米国大統領選挙ともに日本が最初に結果を受けて大きな波乱になりましたから、今回も波乱になる可能性はゼロではないと思われます。
結果を予想できないのに反発の想定にしたのは、テクニカルの判断です。
日経平均はボリンジャーバンドの1σ(シグマ)と2σに沿った強い上昇トレンドの「バンドウォーク」型になっています。
先週末の下落で18315円の安値をつけましたが、1σの18279円手前で下げ渋って「バンドウォーク」を保っています。
週明けの1σは18300円台に乗せてくるので、下値を支える可能性があります。「バンドウォーク」を保つ想定から、続落よりも反発しやすいのではないかと考えています。
先週末は利益確定売りが優勢になったので、イタリアの国民投票が無難に通過すれば買い戻しが優勢になりそうですから、素直に反発になるのでしょう。
一方、イタリアの国民投票の結果で円高につながり、続落して18300円を割れると1σも割り込むことになります。
「バンドウォーク」の強い上昇トレンドの傾向に変化が出ることになるため、横ばいか続伸にならずに大幅続落になった場合には、値幅調整に向かう可能性があると考えられます。