トランプラリー
まさかのトランプ大統領誕生。決定直後は、トランプリスクが意識されましたが、財政出動の期待感の高まりから今やトランプラリーへ。債券市場から株式市場へ資金シフトが進み、株高、NYダウは連日の高値更新となっています。
また債券売りが進んだことで金利は上昇→ドル買いが進んでいます。
ドル円の高値125.86円、安値98.76円の半値戻し、112円の声も聞かれます(もちろん、その前には節目の110円が控えています)。
トランプ氏は保護貿易主義を唱えており、本来であればドル安志向ゆえ、現在の急ピッチなドル買いは望まないところと言えるわけですが、現状、次期財務大臣は未定。加えてオバマ政権もレームダック化しており、ドル高に対する牽制も皆無となっていることが、ドル買いに拍車をかけています。
今回の「トランプ相場」で市場のムードが一変したことは間違いありません。
ただ、今回の株高・ドル買いは行き過ぎであり、「そろそろ調整が持ち込まれても良いのでは?」とお考えになる方も多いかと思います。ドルインデックスは過去何度となく壁として立ちはだかった100近辺まで上昇していますし、株式市場もエンベロープでの上限(18日移動平均線+3%)にタッチしてきていることもあり、調整が持ち込まれたとしても何ら不思議ではありません。
ここで注意しなければならないのは、何もポジションを持っていないことで不安になり、且つ、良いところまで来たということから、売りから入るということ。
テクニカル指標を見ても、売りトレンドが発生しているわけではなく、感覚で取引を行うことは危険です。
このところの動きを見ていると、押し目らしい押し目もない状況ですが、浅い押しを拾い、トレール注文を利用しながら、対応することが望ましいように思われます。
相場の有名な格言「もうはまだなり、まだはもうなり」名言です。
また債券売りが進んだことで金利は上昇→ドル買いが進んでいます。
ドル円の高値125.86円、安値98.76円の半値戻し、112円の声も聞かれます(もちろん、その前には節目の110円が控えています)。
トランプ氏は保護貿易主義を唱えており、本来であればドル安志向ゆえ、現在の急ピッチなドル買いは望まないところと言えるわけですが、現状、次期財務大臣は未定。加えてオバマ政権もレームダック化しており、ドル高に対する牽制も皆無となっていることが、ドル買いに拍車をかけています。
今回の「トランプ相場」で市場のムードが一変したことは間違いありません。
ただ、今回の株高・ドル買いは行き過ぎであり、「そろそろ調整が持ち込まれても良いのでは?」とお考えになる方も多いかと思います。ドルインデックスは過去何度となく壁として立ちはだかった100近辺まで上昇していますし、株式市場もエンベロープでの上限(18日移動平均線+3%)にタッチしてきていることもあり、調整が持ち込まれたとしても何ら不思議ではありません。
ここで注意しなければならないのは、何もポジションを持っていないことで不安になり、且つ、良いところまで来たということから、売りから入るということ。
テクニカル指標を見ても、売りトレンドが発生しているわけではなく、感覚で取引を行うことは危険です。
このところの動きを見ていると、押し目らしい押し目もない状況ですが、浅い押しを拾い、トレール注文を利用しながら、対応することが望ましいように思われます。
相場の有名な格言「もうはまだなり、まだはもうなり」名言です。