日産自の9月中間期は営業利益14%減、円高や国内販売の落ち込みが響く

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/11/07 17:53
 日産自動車<7201.T>がこの日の取引終了後、第2四半期累計(4~9月)連結決算を発表し、売上高5兆3210億3700万円(前年同期比10.3%減)、営業利益3397億3100万円(同14.0%減)、純利益2824億3300万円(同13.3%減)と、2ケタ減益に終わった。

 円高の進行が売上高・営業利益を押し下げた。また、上期のグループ世界販売台数は261万3000台と前年同期に比べ0.1%減少で、北米は販売台数を伸ばしたものの、三菱自動車<7211.T>からOEM供給を受ける軽自動車が落ち込んだ国内が苦戦したほか、新興市場も厳しい環境が続いた。

 なお、17年3月期通期業績予想は、売上高11兆8000億円(前期比3.2%減)、営業利益7100億円(同10.5%減)、最終利益5250億円(同0.2%増)の従来予想を据え置いている。

 また、従来未定としていた配当については、中間・期末各24円の年48円(前期42円)にするとあわせて発表した。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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