【10月5日予想】一進一退の攻防だが・・・

下向きの相場を想定

4日の日経平均株価は、
前日比136円98銭高の16,735円65銭で引けました。

米ドル為替が円安に進行していることで、
輸出企業を中心に大きく買いが入りました。


直近の相場は、

米大統領候補者のテレビ討論の内容［9月27日］→プラス材料
ドイツ銀行の破綻懸念［9月28日］→マイナス材料
石油輸出国機構（OPEC）の減産合意[9月29日] →プラス材料
米国株式市場でドイツ銀行株が急落［9月30日］→マイナス材料
ドイツ銀行の破綻懸念が後退［10月3日］→プラス材料

といったように好悪材料が入り乱れています。

プラスとマイナスの材料にあわせて、
日経平均株価も100円～300円のレンジで、日々動いています。


日ごとに材料が変化することで、
株式市場は上昇と下落を繰り返していますが、

やはり重要なのは、「ドイツ銀行の破綻懸念」でしょう。

この問題は、株式市場のリスク要因として
しばしば取り上げられる可能性が高く、

株式市場が積極的にリスクオンできない状況が続くと想定します。

懸念がより一層払拭されるまでは
本格的な株価上昇は期待できないと考えます。


5日の日本株市場は、直近2連騰していることや、
1万6800円を前に利益確定売りが出やすいと想定し、

「下落して引ける可能性がある」と判断しました。