東京株式(大引け)=114円高、米株高を好感し買い戻される

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/09/16 15:52
 16日の東京株式市場は朝方から買いが優勢で、日経平均株価は寄り後も徐々に下値を切り上げる展開となった。後場も後半買いに厚みが加わった。

 大引けの日経平均株価は前日比114円28銭高の1万6519円29銭と反発。東証1部の売買高概算は18億9425万株、売買代金概算は2兆1306億4000万円。値上がり銘柄数は1410、対して値下がり銘柄数は466、変わらずは101銘柄だった。

 前日の欧米株市場は総じて堅調、米国株市場でNYダウが177ドル高と3日ぶりに反発したことを受け、きょうの東京市場は主力株中心にリスクオフの巻き戻しが入った。米国株市場では8月の小売売上高が市場予想を下回り9月利上げ思惑が後退、株価は上昇した。ただ、ドル安を誘発し一部の輸出株などの上値を重くした。一方、ここまで軟調相場の象徴だった銀行株が上昇したほか、米アップルのサプライヤーである電子部品株が買いを集め全体相場を牽引した。売買代金は5日ぶりに活況の目安とされる2兆円台に乗せた。

 個別では、任天堂<7974.T>がきょうも売買代金で断トツ、株価も後場プラス圏に切り返した。村田製作所<6981.T>、アルプス電気<6770.T>などのアップル関連株が高く、ジャパンディスプレイ<6740.T>ブイ・テクノロジー<7717.T>なども値を飛ばした。神東塗料<4615.T>が続急伸したほか、ソフトブレーン<4779.T>は一時ストップ高に買われた。このほか、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>など銀行株が高い。

 半面、トヨタ自動車<7203.T>が円高警戒で軟調、三菱地所<8802.T>など不動産株もさえない。イー・ガーディアン<6050.T>が急落、ホシデン<6804.T>木村化工機<6378.T>も大きく値を下げた。イオンフィナンシャルサービス<8570.T>が売られ、ラウンドワン<4680.T>、昭和電工<4004.T>なども安い。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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