郵船、明治海が7日続伸、バルチック指数戻り足でコンテナ運賃も短期高止まり観測

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/09/06 11:03
 日本郵船<9101.T>、明治海運<9115.T>がいずれも7日続伸と上値指向を鮮明としているほか、川崎汽船<9107.T>なども頑強な値動き。海運セクターの株価は足もと買いが優勢の流れにある。鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数は8月中旬以降の戻り足が目立つ。前日5日時点で720まで回復しており、7月下旬以来の水準に浮上している。

 また、輸送能力で世界7位に位置する韓国の韓進海運が8月末に経営破綻したが、皮肉にもこれがコンテナ貨物船運賃の急上昇に反映されたことで、前日の海運株の一斉蜂起につながった。SMBC日興証券では短期的(1~3カ月のスパン)には市況が高止まりする可能性が高いとしている。ただ、2017年にかけて市況は下落すると予想している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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