短期のトレンドは上向きに変化か

著者:田村祐一
投稿:2016/08/08 18:46

目先は好調な地合いが継続

8日の日経平均株価は、
前日比396円12銭高の16,650円57銭で引けました。

7月米国雇用統計の結果を好感し、
米ドル為替は1ドル102円台まで円安に進行しました。

米国経済への懸念が払拭されたことで、
株式市場はリスク回避の動きが止まり、買戻しが入りました。



7月米国雇用統計が想定超に良好であったことから、

近い将来に米国金利の利上げが実施されるとの思惑が出て、
米ドル為替のトレンドが円安方法に変化しています。

国内の企業業績悪化懸念が和らいだことで、
日本株市場は少しずつリスクを取れる地合いに変わっています。

また、ETFの買い入れ額が倍増していることから、
短期的には下がりにくい相場となる可能性が高いでしょう。


以上から、9日の日経平均株価は、8日に引き続き
「上昇して引ける可能性がある」と判断しました。
田村祐一
フェアトレード(株)所属
配信元: 達人の予想