明日の東京株式市場見通し
4日の東京株式市場は、きのうきょうの大幅続落で日経平均株価が、合計552円の急落となったことから、ある程度の自律反発は予想される。また、4~6月期決算発表に伴う好業績銘柄の個別物色は継続しそうだ。ただ、きょうの300円を超える大幅下落によって、全般相場はかなり調整色が強まっているのは確かで、日経平均株価は1万6000円攻防の軟調地合いとなりそうだ。
市場関係者からは「きのう日経平均株価が終値で75日移動平均線を下回ったのに続いて、きょうは終値で25日移動平均線(1万6144円78銭=3日)を割り込んでしまった。チャート面では調整色が強まり、買い姿勢では臨みにくい地合いとなっている。また、比較的頑強だった銀行株の急反落も全般のムードを暗くしている」との見方が出ていた。
3日の東京株式市場は、前日の欧米株安と、一時1ドル=100円台という外国為替市場での円高進行を受け、終日売り優勢の展開となった。日経平均株価終値は、前日比308円34銭安の1万6083円11銭と大幅続落した。東証1部の値下がり銘柄数は1757に達し(値上がり167、変わらず46)、全体の約9割の銘柄が下落した。
市場関係者からは「きのう日経平均株価が終値で75日移動平均線を下回ったのに続いて、きょうは終値で25日移動平均線(1万6144円78銭=3日)を割り込んでしまった。チャート面では調整色が強まり、買い姿勢では臨みにくい地合いとなっている。また、比較的頑強だった銀行株の急反落も全般のムードを暗くしている」との見方が出ていた。
3日の東京株式市場は、前日の欧米株安と、一時1ドル=100円台という外国為替市場での円高進行を受け、終日売り優勢の展開となった。日経平均株価終値は、前日比308円34銭安の1万6083円11銭と大幅続落した。東証1部の値下がり銘柄数は1757に達し(値上がり167、変わらず46)、全体の約9割の銘柄が下落した。