8月1日付で日経平均に採用
■注目銘柄
┗ヤマハ発動機(7272)
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*7月27日追記
日経平均は英国がEU離脱を決定する前の水準を回復しましたが、同社は6月24日に付けた取引時間中の高値(1900円)をいまだに下回る推移が続いています。
1900円まであと40円ほどに迫る場面がありました。29日の日銀会合の結果次第で、週末の相場は荒れる可能性がありますが、大引け直前の動きには目が放せませんね。
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4月にも一度取り上げさせていただきましたが、日経平均への採用が決まったことで、再注目としてご紹介させていただきます。
前期末に債務超過に転落し、東証2部への降格が決まったことで、8月1日付で日経平均から除外されるシャープに代わって、同じ技術セクターからヤマハ発動機の採用が決まりました。
日経平均への新規採用にあたって、投信などに組み入れられるため、1銘柄あたり約2300万株の買い需要が発生すると試算されています。
グループ会社のヤマハや、提携関係にあるトヨタ自動車などが大株主に名を連ねており、浮動株(*会社四季報)が4.1%ほどしかありません。
7月13日に日経平均への採用が発表されて以降、株価は15%ほどと日経平均の3.3%を大きく上回っていますが、浮動株が少ないため、一斉に買いが入ることで株価が高騰する可能性があります。
7月29日の引けにかけて買い需要が発生するとみられ、週末への先高観から一段の上昇が期待できそうです。
小野山 功
┗ヤマハ発動機(7272)
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*7月27日追記
日経平均は英国がEU離脱を決定する前の水準を回復しましたが、同社は6月24日に付けた取引時間中の高値(1900円)をいまだに下回る推移が続いています。
1900円まであと40円ほどに迫る場面がありました。29日の日銀会合の結果次第で、週末の相場は荒れる可能性がありますが、大引け直前の動きには目が放せませんね。
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4月にも一度取り上げさせていただきましたが、日経平均への採用が決まったことで、再注目としてご紹介させていただきます。
前期末に債務超過に転落し、東証2部への降格が決まったことで、8月1日付で日経平均から除外されるシャープに代わって、同じ技術セクターからヤマハ発動機の採用が決まりました。
日経平均への新規採用にあたって、投信などに組み入れられるため、1銘柄あたり約2300万株の買い需要が発生すると試算されています。
グループ会社のヤマハや、提携関係にあるトヨタ自動車などが大株主に名を連ねており、浮動株(*会社四季報)が4.1%ほどしかありません。
7月13日に日経平均への採用が発表されて以降、株価は15%ほどと日経平均の3.3%を大きく上回っていますが、浮動株が少ないため、一斉に買いが入ることで株価が高騰する可能性があります。
7月29日の引けにかけて買い需要が発生するとみられ、週末への先高観から一段の上昇が期待できそうです。
小野山 功