*13:06JST PCサービス Research Memo(6):内部留保の充実を優先し無配を継続するが株主優待利回りは約9%と魅力的水準
■株主還元方針
日本PCサービス<6025>は株主還元について、経営の重要課題の1つと位置付けているが、2024年8月期末時点で利益剰余金が263百万円のマイナスとなっており、当面は配当余力を確保するため収益力強化のための投資と内部留保の充実を優先していく方針であり、2025年8月期も無配を継続する予定だ。しかし、株主優待制度を導入しており、毎年8月末の株主(500株以上)に対して、同社グループで提供しているサービスの利用券を贈呈している(500~1,000株未満の株主は30,000円相当、1,000株以上は50,000円相当)。11月1日の株価終値(650円)で換算した場合、優待利回りは約9%となる。また、500株以上保有の株主に対して、フリーダイヤルにてパソコンやネットワーク対応機器のトラブル相談、及び遠隔操作による解決サービスを、利用可能期間内(約1年間)は無制限で利用できる優待券も贈呈している。また、現在は名古屋証券取引所ネクストに上場しているが、東京証券取引所への上場も目指している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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日本PCサービス<6025>は株主還元について、経営の重要課題の1つと位置付けているが、2024年8月期末時点で利益剰余金が263百万円のマイナスとなっており、当面は配当余力を確保するため収益力強化のための投資と内部留保の充実を優先していく方針であり、2025年8月期も無配を継続する予定だ。しかし、株主優待制度を導入しており、毎年8月末の株主(500株以上)に対して、同社グループで提供しているサービスの利用券を贈呈している(500~1,000株未満の株主は30,000円相当、1,000株以上は50,000円相当)。11月1日の株価終値(650円)で換算した場合、優待利回りは約9%となる。また、500株以上保有の株主に対して、フリーダイヤルにてパソコンやネットワーク対応機器のトラブル相談、及び遠隔操作による解決サービスを、利用可能期間内(約1年間)は無制限で利用できる優待券も贈呈している。また、現在は名古屋証券取引所ネクストに上場しているが、東京証券取引所への上場も目指している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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