東京株式(大引け)=41円安、利益確定で7日ぶり反落も後半下げ渋る

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/07/20 15:47
 20日の東京株式市場は前日までの急速な戻りの反動で利益確定売りが優勢となった。ただ、後場後半は押し目買いに下げ渋る動きをみせた。

 大引けの日経平均株価は前日比41円42銭安の1万6681円89銭と7日ぶり反落。東証1部の売買高概算は18億6441万株、売買代金概算は2兆7199億円。値上がり銘柄数は972、対して値下がり銘柄数は820、変わらずは176銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日までの日経平均6日続伸を受けて目先利益確定の売りに押された。前日の欧州株市場は総じて軟調、米国株市場ではNYダウが小幅ながら続伸し最高値を更新したものの、他の主要指数はマイナス圏で引け上値の重さが確認され、ここ急速な戻りを演じていた日経平均も上昇一服となった。ただ、売り一巡後は28、29日の日銀の金融政策決定会合での追加緩和期待や政府の補正予算編成に対する期待から、不動産や建設セクターなどを中心に買いが入り下げ渋った。後場後半は為替が円安傾向に振れたことに加え、先物主導のインデックス買いも戻りを支えた。売買代金は記録的な商いをこなしている“任天堂効果”が反映され2兆7000億円台と引き続き高水準。

 個別では、任天堂<7974.T>が4日ぶりに急反落、前日の上昇分をそのまま吐き出す格好となったが、売買代金は前日を約300億円上回り連日で記録を更新した。関連銘柄のマーベラス<7844.T>タカラトミー<7867.T>なども大幅反落となった。このほかファーストリテイリング<9983.T>が安く、ジェイ エフ イー ホールディングス<5411.T>信越化学工業<4063.T>なども値を下げた。日本ハム<2282.T>も売られた。

 半面、ソフトバンクグループ<9984.T>が底堅さを発揮、NTT<9432.T>も堅調だった。エスケイジャパン<7608.T>は3日連続ストップ高、パスコ<9232.T>サノヤスホールディングス<7022.T>も大幅続伸。リソー教育<4714.T>ディップ<2379.T>リンクアンドモチベーション<2170.T>も物色人気となった。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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