英国のEU離脱の余波は週明けも？

もう一段の急落リスクを孕んでいる

24日の日経平均株価は、
前日比1286円33銭安の14,952円2銭で引けました。

英国のEU離脱に関する国民投票で離脱派が勝利したことで、
米ドル為替が一時1ドル99円台まで急速に円高が進行しました。

EUが崩壊するのではないかとの懸念が高まり、
日本株市場は急落しています。



国民投票前は、EU残留が優勢であったことで、
日本株市場が3連騰していただけに、

離脱の決定は多くの投資家にとってサプライズであり
それが売りが売りを呼ぶ急落につながったと言えるでしょう。

今後は、英国のEU離脱による悪影響等が懸念され、
たびたび相場を押し下げる要因となる可能性が高いでしょう。


投資家は「不透明＝わからない」ことを嫌悪するため、
EU離脱の影響が不透明な現在の状況で買いに回るのは難しいでしょう。

日本円がはリスク避難先として認識されている限り、
為替も円安に進行しにくいことから、

もう一段の下落があっても全くおかしくありません。


目先1、2営業日は急落する可能性があり、

日経平均株価が1万4000円台前半まで
一気に下落する可能性もあるでしょう。


以上から、週明け27日の日経平均株価は、
「下落して引ける可能性がある」と判断しました。