暴落銘柄数は再増加
16日の日経平均株価は、
前日比485円44銭安の15,434円14銭で引けました。
日銀の金融政策決定会合で金融緩和策や景気判断の
据え置きが決まったほか、
連邦公開市場委員会(FOMC)でも
政策金利の据え置きを決定したことで、
場中に米ドル為替は約1年9ヶ月ぶりに
1ドル104円台まで円高進行しました。
輸出企業の割合が高い日本株市場は
企業の業績悪化を懸念した売りが加速し、
日経平均株価は1万5300円台まで急落しています。
米ドル為替は大引け後に更に円高に進み
103円台まで円高に進んでいることから、
日本株市場はもう一段下落する可能性が高まっています。
以上から、17日の日経平均株価は
「下落する可能性がある」と判断しました。
2月暴落時につけた年初来安値1万4952円61銭を
簡単に割り込む可能性も十分にあるでしょう。
このような状況下では、過度に運用資金を投資にまわすと、
不用意に損失を被る危険性が高くなります。
運用資金をいつもの半分に減らすことや、
保有中のポジションを徐々に解消するなどして、
リスクを下げる動きをとることも必要でしょう。
■暴落銘柄数は?
私は、株式市場の暴落を判断する基準として、
//////////////////////////////////////////////////
〇終値と移動平均(25日)の乖離率が-25%以下 かつ
〇終値と移動平均(5日)の乖離率が-10%以下
//////////////////////////////////////////////////
の上記2つの条件式を用いています。
上記2つの条件を満たす銘柄数の多さで暴落のピークを図っています。
過去の相場では、
・リーマンショック時(2008年10月8日ピーク)⇒約1580銘柄
・東日本大震災(2011年3月15日ピーク)⇒約1400銘柄
・2013年6月暴落時⇒約230銘柄
・2015年8月暴落時⇒約290銘柄
・2016年2月暴落時⇒約250銘柄
となっています。
おおよそ100銘柄を越えると
株式市場が暴落のピークを迎え、その後反発傾向が強いです。
では、直近の株式市場の暴落銘柄数はどうでしょうか。
以下をご覧ください。
2016年6月10日⇒0銘柄
2016年6月13日⇒0銘柄
2016年6月14日⇒16銘柄
2016年6月15日→1銘柄
2016年6月16日→20銘柄
となっており、本日の下落で
暴落銘柄数は20銘柄まで増加しています。
暴落銘柄数が20銘柄を越えた場合には、
数営業日以内に株式市場が暴落する可能性が高くなります。
日本株市場がもう一段大きく下げる可能性が
高まっていると判断できるでしょう。
前日比485円44銭安の15,434円14銭で引けました。
日銀の金融政策決定会合で金融緩和策や景気判断の
据え置きが決まったほか、
連邦公開市場委員会(FOMC)でも
政策金利の据え置きを決定したことで、
場中に米ドル為替は約1年9ヶ月ぶりに
1ドル104円台まで円高進行しました。
輸出企業の割合が高い日本株市場は
企業の業績悪化を懸念した売りが加速し、
日経平均株価は1万5300円台まで急落しています。
米ドル為替は大引け後に更に円高に進み
103円台まで円高に進んでいることから、
日本株市場はもう一段下落する可能性が高まっています。
以上から、17日の日経平均株価は
「下落する可能性がある」と判断しました。
2月暴落時につけた年初来安値1万4952円61銭を
簡単に割り込む可能性も十分にあるでしょう。
このような状況下では、過度に運用資金を投資にまわすと、
不用意に損失を被る危険性が高くなります。
運用資金をいつもの半分に減らすことや、
保有中のポジションを徐々に解消するなどして、
リスクを下げる動きをとることも必要でしょう。
■暴落銘柄数は?
私は、株式市場の暴落を判断する基準として、
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〇終値と移動平均(25日)の乖離率が-25%以下 かつ
〇終値と移動平均(5日)の乖離率が-10%以下
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の上記2つの条件式を用いています。
上記2つの条件を満たす銘柄数の多さで暴落のピークを図っています。
過去の相場では、
・リーマンショック時(2008年10月8日ピーク)⇒約1580銘柄
・東日本大震災(2011年3月15日ピーク)⇒約1400銘柄
・2013年6月暴落時⇒約230銘柄
・2015年8月暴落時⇒約290銘柄
・2016年2月暴落時⇒約250銘柄
となっています。
おおよそ100銘柄を越えると
株式市場が暴落のピークを迎え、その後反発傾向が強いです。
では、直近の株式市場の暴落銘柄数はどうでしょうか。
以下をご覧ください。
2016年6月10日⇒0銘柄
2016年6月13日⇒0銘柄
2016年6月14日⇒16銘柄
2016年6月15日→1銘柄
2016年6月16日→20銘柄
となっており、本日の下落で
暴落銘柄数は20銘柄まで増加しています。
暴落銘柄数が20銘柄を越えた場合には、
数営業日以内に株式市場が暴落する可能性が高くなります。
日本株市場がもう一段大きく下げる可能性が
高まっていると判断できるでしょう。