■NYゴールドの上昇が、ドル安を誘う要因にも
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〜これまでの流れ〜
■本日は、先週の流れを引き継ぎ、円買い優勢の展開でした。
また、この円高局面で輸出企業の業績見通しに関して、
悪化懸念が台頭したことで、日経平均株価もさえませんでした。
■やはり14-15日に行われるG20を警戒して、ポジションを一旦
フラットにする動きも随所にみられます。
テクニカル的にも、売られ過ぎ感もあるので、もう少し戻りが
あってもおかしくはないとみていますが、その戻り幅も
それほど大きくない現状です。
■ドル円4時間足ベースでみると、3月29日の高値113.70円
近辺から一歩通行で売られています。
しかし、107円ミドルどころでは抵抗になりつつあります。
戻りのレベルをフィボナッチで確認すると・・・、
・23.6%戻し…109.10円
・38.2%戻し…110.00円
このあたりが有力と見ています。
■今夜の抵抗と思われるレート水準は、
・ 一目均衡表転換線(4時間足ベース)…108.35円
とみています。この水準より、15〜25P上の水準まで
引きつけることが出来ればと思っています。
■また、中期的にも、ドル売りの考えに変更はありません。
というのもNY金の動向を確認すると・・・、
週間足ベースで、先週末の終値ベースで移動平均線200を超えて
終了しています。また、本日も買い優勢の展開で、中期的には
NY金の上昇機運が高まっているところをみれば、ドルは
売られやすい地合いだとみています。
本日のチャートはNY金価格の週間足になります。