明日の東京株式市場見通し
24日の東京株式市場は、引き続き手掛かり材料難が続くなか、ベルギーでの連続爆破テロ事件発生に伴う地政学リスク懸念によるリスク回避の売りが尾を引きそうだ。3月期末接近で国内機関投資家が動きづらい面もあり、小口の売りで値を消す銘柄が目立ち、日経平均株価は弱含み推移しそうだ。
23日の東京株式市場は、商い薄で方向感を欠く展開となった。前場の日経平均株価は前日終値を挟んでの小浮動を続けたものの、後場は徐々に売りに押される展開。日経平均株価終値は、前日比47円57銭安の1万7000円98銭と小幅反落した。
問題なのは、売買エネルギーの低迷ぶり。きょうの東証1部の売買代金は、1兆7399億円と、16日の1兆9118億円を大きく下回り今年最低となった。市場関係者からは「3月期末接近で、駆け込み的な配当狙いの買いは想定できるものの、国内機関投資家は期末で動きづらいところに、ベルギーでの連続テロ発生で世界的にリスク回避の姿勢に傾き、外国人投資家の手控えが強まった」との指摘が出ていた。
23日の東京株式市場は、商い薄で方向感を欠く展開となった。前場の日経平均株価は前日終値を挟んでの小浮動を続けたものの、後場は徐々に売りに押される展開。日経平均株価終値は、前日比47円57銭安の1万7000円98銭と小幅反落した。
問題なのは、売買エネルギーの低迷ぶり。きょうの東証1部の売買代金は、1兆7399億円と、16日の1兆9118億円を大きく下回り今年最低となった。市場関係者からは「3月期末接近で、駆け込み的な配当狙いの買いは想定できるものの、国内機関投資家は期末で動きづらいところに、ベルギーでの連続テロ発生で世界的にリスク回避の姿勢に傾き、外国人投資家の手控えが強まった」との指摘が出ていた。