ＪＣＲファーマが世界初の間葉系幹細胞を用いた移植片対宿主病治療製品を新発売

　ＪＣＲファーマ<4552.T>がこの日の取引終了後、昨年９月に製造販売承認を取得した「テムセルＨＳ注」［一般名・ヒト（同種）骨髄由来間葉系幹細胞］を２月２４日に発売すると発表した。

　「テムセルＨＳ注」は、造血幹細胞移植後に発症する重篤な合併症である急性移植片対宿主病（急性ＧＶＨＤ）の治療製品として、昨年９月に日本初の他家（他人）由来の再生医療等製品として製造販売承認を取得した。同社では同製品について、メディパルホールディングス<7459.T>と共同で開発した液体窒素を用いた超低温管理物流システムを活用して配送するとしている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）