年初明け6連敗となるか！？

週明けの買い戻し期待から上昇して引ける可能性

8日の日経平均株価は、
前日比69円38銭安の17,697円96銭で引けました。

中国株式市場が反発したことで、投資家心理が改善し、
日本株市場は買戻しが入り上昇する場面も見られました。

しかし、引けにかけて、3連休前にポジションを解消したいとの動きが出て、
日本株市場は5日連続で株価下落しています。



中国株式市場が反発したことで、一旦は急落リスクが遠のきました。


中国市場が反発したにも関わらず、本日日経平均株価が下落したのは、

3連休の間に、再度悪材料が出て相場が急落することへの恐怖から、
連休前にポジションを手仕舞いする投資家が多かったことが要因です。


よって、本日の株価下落は、

・中国株式市場の取引停止
・北朝鮮の水爆実験の発表

等のように、直接的な悪材料で下落したわけでありません。


以上を考慮すると、

連休明け12日の日本株市場は、連休前に手仕舞いしていた投資家の
買戻しが入りやすくなる可能性が高いと考えます。

12日の日経平均株価は、
「小幅ながら上昇して引ける可能性がある」と判断しました。



なお、このような不透明な相場状況では、
過度に運用資金を投資にまわすと、
不用意に損失を被る危険性が高くなります。

運用資金を平常時の3分の1に減らしたり、
保有中のポジションを少しずつ解消するなどして、
リスクを下げる動きをとることも必要だと考えます。